佐々木の部屋

ジャニーズだったりハロプロだったりその他もろもろ

気づいたら片想い

これは恋だ、そう気づくのにそう時間はかからなかった

私は重たい女だから中3〜高3までずっと一人の男の子、K君に片思いをしていた。
片思いと言ったら聞こえがいいけど、実際はそんな綺麗なもんじゃない。同じ教室にいるだけ、話すことはほとんどない、見てるだけ。もはやストーカーである。それでも楽しかったし幸せだった、帰りの電車で見かけた日や少し話せた日はウキウキだった。

結局何も行動しないまま高校生活は終わり、K君との関わりが一切途絶えた私は、大したトキメキもない、勉強に追われる大学生活を送っていたし、このままこの生活が続くと思っていた。



その日、少年倶楽部を見ていた。
ジャニーズWESTがSUPERSTARを歌っていた。「ジャニーズWESTもこんな曲歌うんだ…」
今までスマホをいじったりして流し見していたジャニーズWESTを初めてしっかり見た。

顔は小瀧くんがタイプだ。でも、私が気になった、目を離せなくなった人は小瀧くんではなかった。それは濱田崇裕くんだった。

私は絶対この人を好きになる、そう思った。何故かはわからない、この時は直感でそう思ったのだ。


数日後、パリピポ初回盤を買ってみた。
SUPERSTARを見た日から、頭の中はジャニーズWESTでいっぱいだった。
特典DVDを見て、「このグループ好きだ、推せる。」そう思った。

そこからは早かった、幸いジャニーズWESTはまだデビューして1年で、CDもDVDも大した数は出ていない。
私は約1週間で、
ええじゃないかWEST盤
ジパング・おおきに大作戦初回A,B
ズンドコパラダイス初回A
go WEST よーいドン初回盤
パリピポ初回盤
なにわ侍
を揃えた。

DVDを見れば見るほどジャニーズWESTのことが好きになった、私の目は自然と濱田くんを見つけ出すようになった。

そして気づいた、私が濱田くんに抱いている感情は恋だ。


アイドルに恋なんて…と思われるだろう、「絶対に付き合えないのに」そう言われるだろう。

でも、同じ教室にいるKくんも、画面の中にいる濱田くんもきっと付き合える確率はゼロだ。だって話さないのだから。
Kくんにとっての私はきっと大勢いる同級生の中の1人だ。
じゃあ濱田くんにとっての私は?
大勢いるファンの中の1人だろう。
同じだ。

相手→私への興味は限りなくゼロに近く、私→相手への好意だけで私の恋は成立している。
だったら普通の男の子のKくんに恋したように、アイドルの濱田崇裕くんに恋をしたっていいじゃないか。



録画したリトルトーキョーライブを見る、今日も濱田くんはカッコいい。ああー、好きだなぁ!!大好きだ!!!!濱田くん付き合って!!!!!!